ときどき考える、ときどき日記

アラサー社畜(会社員)がこれからの人生について考えたり、日記を書いています

服とわたしの幸福な関係

服が好きだ。たくさん収入があるわけではないので、たくさん買うことはできないが、それでもわたしの収入に占める服への出費の割合は少なくない。

服を買いに行って嬉しいときは、親しい店員さんから自分の目に留まらなかった服を提案され、それが似合っているように思えるとき。

他者から客観的に自分を見られたイメージが、自分の考える「自分」に近い気分になると、親和性を感じるからなのだろう。

「似合う」という現象を説明するのは難しい。「似合う」には「自分の姿を見た自分の評価」と「自分の姿を見た他者からに評価」と「他者の姿を見た自分の評価」の3つがある。そのどれもに共通するのが「いつもより良く見える」要素と「見慣れたイメージに近いことからの安心する」要素だと思う。どちらも「似合う」のだ。

わたしが自分で服を選ぼうとすると後者になりがちなので、店員さんからのアドバイスやおすすめされた服が意外であっても着てみるとまた変わった自分を発見できた気がしてとても嬉しい。自分で気に入って選んで「似合う」と思ったときも嬉しいけれど、それとは違った喜びだ。

服を買うたび違った自分を見つけていける気がするし、好きな装いでいることは自分に自信を与える、というのは安易な言い方かもしれないけれど、これからも楽しく「似合う」を見つけたい。